10月度例会は、「信頼とは~自分が変われば社員も変わる~」と題し、企業経営を行う上で常に直面する社員との信頼にフォーカスしました。報告者である株式会社 愛知レジン 今野太郎氏の報告と、グループディスカッションを通じ、社員との信頼についてじっくり考え、自身の行動を見つめ直すきっかけにして頂くことを目的として行われました。
今野氏は12名もの職人気質の社員をまとめる、常に上昇志向で熱い経営者です。若干24歳の時に主に床塗装工事を業として独立をし、現在では自社開発による商品を武器に、有名企業における塗装工事や、インフラ整備工事に多くの実績を重ねており、中部圏のみならず幅広い地域で活躍されています。
今野氏の会社には、創業2年経った頃から昨年まで約10年間、共に会社を成長させて来たNO.2がいました。しかし、会社が成長し社員が増えて大きくなるに連れ、NO.2とは、経営者と職人という意識のズレが生じ、社員に対する信頼についてのズレも同時に生じ、結果NO.2は昨年退職しました。NO.2の退職の経緯をきっかけとし、今野氏は「信頼」についてじっくり考えられました。今野氏が辿りついた一つの答えとして、「信頼」とは会社の成長とともに変化し、環境が変わる事で「信頼」の要素も変化し、その環境は、経営者であり上司でもある人間が、社員の事を想い作り続けるものである、というものでした。社員への想いから、今野氏は社内で新たな取組みを実施し、最近では社員自ら改善・工夫をするようになり、社長と社員の強固な信頼関係が出来てきています。そして、それが会社の更なる成長にも繋がっています。
今野氏のエピソードを踏まえた報告を聞き、社員との信頼は、経営者側が社員に対する想いと信念を持って行動をし続けるからこそ、少しずつ構築し得るものだと強く感じました。現在私には社員がいないため、社員に対して直ぐに実践することは出来ませんが、自身を取り巻く方たちに対して、これまでを振り返り、反省し行動を改善していく機会となりました。
今回の報告とグループディスカッションは、今後経営者が社員からの信頼を高めていく為に何を想い考え、どう行動するのかの一助になった事と思います。信頼を得た先にある社員の成長は、会社の成長も左右するものであるとことも改めて分かりました。社員を抱える会員も、私自身を含めこれから社員を抱えるであろう会員にとっても、大きな学びになった会であったと思います。
オアシス会計サポート 大見 厚誌
